「高血圧と肥満原因」のページでは、高血圧症の方が陥りがちな肥満について話題を提供しています。ほとんどの肥満原因は美食と過食に端を発しています。肥満は血管を圧迫し高血圧症をさらに亢進させます。肥満原因を取り除き高血圧症の改善に努力しましょう。

高血圧と肥満原因

美食飽食が、現代社会に肥満をもたらす大きな原因であることはまちがいのない事実でしょうが、なぜ私たちは美食や飽食に走るのでしょうか。

私は、ただ単純においしいものがそこにあるからという理由からだけではなく、美食飽食はストレスや欲求不満解消のはけ口になっているような気がします。

私たちの身体は、微妙なさじ加減で正常な状態に保たれていますが、ストレスが過剰になったり、欲求不満が増大すると、何らかの方法でそれを解消する必要に迫られてきます。

そのはけ口の一つが過食。

ほとんどの場合、肥満に悩む方は、一回の食事量はそれほど多くないのに、食事の回数が多くなっているそうです。

なかば無意識のうちに、ちょこちょことつまみ食いをしているので、やっかいなことに本人自身は食べているとの実感がありません。

ですから、そんなに食べていないに私は何故太るんだろうと悩むことになります。

高血圧と肥満の因果関係

あたかも、常習喫煙者が無意識のうちにタバコを吸うように、肥満の方は無意識のうちにいろいろなものを食べていんですね。

また、生理学的な側面から見た場合は、私たちの生活時間が昔と比べ「夜型」になっているのも肥満を招く一つの原因でしょう。

本来、我々の体内のメカニズムは、ホルモンの分泌や神経系統の働きなどほとんどの身体機能が「昼型」になっています。

これに反し、夜は身体機能を回復するための休息、憩いの時間。

ですから、夜遅い時間まで起きてこの休息の時間を有効に使うことができなければ、ホルモンの分泌や神経のリズムが乱れてしまいます。

夜は早めに床に就く習慣をつけ、熟睡することに心がければ自然のリズムに適した生活が送れると思います。

しかしながら、なかなか寝付けない方や忙しくて寝ているわけにはいかないという方も当然いらっしゃると思います。

そのような方は、日中に少しでも時間を割いて睡眠をとるようにされたらいかがでしょうか。

熟睡できなくても、横になって休むだけで身体の調子は良くなってきますし、多少は血圧を下げる効果もあります。

特に、血圧が高い方は、十分な睡眠の確保に心がけ、可能であれば9時間くらいは睡眠時間を確保できるような生活習慣を身につけるように努力しましょう。