「高血圧と肥満解消」のページでは、高血圧症の方が注意しなければならない「肥満」の解消方法について話題を提供しています。肥満解消すれば血管が重圧から解放され、高血圧症にも良い結果をもたらします。

高血圧と肥満解消

やせている方にも高血圧の人がいるように、肥満が必ずしも高血圧症の直接的な原因とはいえませんが、肥満が高血圧症の引き金になるのは間違いないようです。

よく血圧と腕の太さは比例すると言われますが、筋肉質の運動選手を除けば二の腕の太いのは肥満の証拠と言えます。

太っていて血圧の高い人でも、余計な脂肪を落としてやせることにより多少なりとも血圧が下がることは事実ですから、貴方がもし肥満体の方であればやせる努力をしましょう。

肥満体の方がやせることは、高血圧の緩和ばかりではなく、糖尿病や動脈硬化などの生活習慣病対策にもなります。

肥満の原因には、@遺伝A過食BストレスC運動不足Dホルモンの分泌異常などが考えられますが、過食による肥満が大多数をしめています。

高血圧症者の肥満解消

また、運動不足による肥満も含めこれらの要因で肥満になっているのであれば、他のファクターに比べてよりやせることが容易であるということもできます。

あまり食べてはいないがどうしてこんなに太るんだろうという方もなかにはいらっしゃいますが、こういう場合は、食べ物としてとる摂取カロリーと身体を動かすことで消費されるカロリーとのバランスがうまくいっていないことが考えられます。

肉体労働とデスクワークでは自ずと消費カロリーも違ってきますから、食事の量もそれに合わせたものにする必要があります。

摂取カロリーが消費カロリーを上回った分は、皮下脂肪として体内に蓄えられ、じわりじわりと血管を圧迫し、血管壁を損傷して動脈硬化や糖尿病の原因を作っていきます。

また、あまり食べていないと思っていても、その食べているものが高いカロリーを含むものであれば、当然肥満に結びついていきます。

肥満が気になる方は、毎日の献立のカロリー計算をしてみることをおすすめします。

食事の量と質にはくれぐれも注意しましょう。